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代表取締役 社長
大西吉則
令和 7 年6月 30日 
      先日の新聞に佳子様がブラジル帰国後、体調を崩されたとの記事を読み心労含めて大変だったんだと感じました。


    現天皇陛下も皇太子時代にブラジルを訪問。テレビによると、皇族の若い人達の最初の訪問はブラジルが多いとの事。



    真に、ブラジル移民の人達への申し訳のない気持ちも含めて感謝への訪問だと感じます。


    50年前、叔父(前相談役)が商事会社のサンパウロ支店長をしていた時「イギリスへ遊びに来い。」と手紙を



    もらいました。当時、往復の飛行機代が100万円の費用がかかるので無理だと思っていましたが西ドイツから


    45日での出国ツアーがあり、一人欠員が出たと言うことで往復の飛行機代が30万円程で行けました。


    マドリードで乗り換え、リオデジャネイロ経由サンパウロに到着。翌日、サンパウロ領事館にてパーティーがあり


    叔父の秘書として一緒に参加をしましたが真夏のブラジルは暑く、プールの側で歓談や会食に。その時、一番印象に


    残っている言葉はブラジル移民は日本政府の人減らし、口減らし。ブラジル一世の人達は、コーヒープランテーション


    に連れていかれ農奴のごとく働かされた。まさにアフリカからアメリカへの黒人奴隷の感じと話しを聞きました。


    そしてブラジル一世の人が言った言葉は「死ぬ前にもう一度、四季のある日本に行きたい。」と。この人達の


    苦労なくして又、頑張りがなくて今のブラジルとの絆はないのだと今の年齢になりしみじみ感じます。


    小泉元首相がブラジル一世の人達の話を聞いて号泣したとの記事は納得出来る事でした。沖縄、硫黄島など天皇皇后両


    陛下も英霊弔いの訪問をされてます。戦没者慰霊とは違いますが、当時の間違った行為と、今も頑張っている


    人達への感謝の意を伝えんが為のブラジル訪問と理解出来ます。次世代の皇族の人達の勉強をする機会かも知れません。


    私が行った時は、三世や四世の若者がいました。彼等はブラジル人ですが血は日本人でした。


    彼等の祖父、父達は結婚は日本人でと言われる中、私達は外国人でもいいと言い初めてました。


    先日、佳子様の訪問された土地の人達を見ていると純日本人と言うよりハーフっぽい人達が主になってきているのを


    感じました。移民された人達も真のブラジル人になってきたんだなと感じる次第でした。


    当社にも日系ブラジル人の運転手が2名います。117年前に豊かな国を目指して日本からブラジルへ旅立ち、その子孫が

  
    安定した生活を求めて日本に来る。両国は強い絆を持ってこれからも進んで行くと思います。


    日本の真裏がブラジルです。遠い!!飛行機でも船でも大変です一世の人達は大変な苦労をされて生き抜いた英雄です。
      
                                                         以上

                                                     

                                                                                                                  
                                                               


    



    

 
 
 
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